クレジットカードのキャッシング枠は、基本的に新規カードを作る際に設定したままの方が殆どでしょう。
だから急に出費が増えたときなどに、キャッシング枠の増額を検討するかと思いますが、正直、あまりおすすめはしません。
なぜなら、一度キャッシング枠を増額してしまうと、次からさらに大きな金額を借りれるようになるので、ついつい思ったよりお金を使ってしまいがちです。
むしろ増額より減額してほしいくらい、クレジットカードのキャッシング枠というのは危険なものなのです。
また、最初カードを作ったときにキャッシング枠を0円にしてカードを作った方も多いと思います。
それ自体はとても素晴らしいことなんですが、もし増額を検討しているならやっぱりやめた方がいいといっておきます。
そもそもキャッシング枠を利用しないと思ったから0円で設定した、もしくはキャッシング枠を設定してしまうと、クレジットカードの審査に落ちてしまう心配があったから0円で審査に申し込んだのだと思います。
どちらにせよ、0円でキャッシング枠を設定したなら、やっぱり増額を希望するのはやめた方がいいです。
増額申請はカード会社の印象も悪くなりますのでおすすめできません。
それに、クレジットカードのキャッシングサービスは比較的「金利が高め」なので、増額をしてまで借りるものではありません。
もしどうしてもお金を借りたいのであれば、クレカのキャッシング枠より金利が低い銀行カードローンや無利息融資期間がある消費者金融などを利用した方が、結果的にオトクにお金を借りることができます。
キャッシング枠の審査をわざわざ受けるくらいなら、大手カードローンの方がメリットは大きい
クレジットカードのキャッシング枠にも当然、審査が必要になってきます。
キャッシング枠は基本的に新規でカードを作る際に申し込むものですが、その時に枠を申請すれば、クレジットカードの発行審査と同時に、キャッシング枠の審査もおこなわれます。
そして無事合格すれば、晴れてカード発行とキャッシング枠が与えられるというわけです。
ちなみに、キャッシング枠は希望した金額通りに設定されるとは限りません。
審査していく中で、属性が低いと判断されたり、他の金融機関から借り入れがある場合などは、希望金額の7割とか、場合によっては半分とか減額される可能性もあります。
キャッシング枠の審査といっても、要は一般的なカードローンと同じような審査基準が用いられますので、希望通りにいかない方もいるわけです。
ですので、キャッシング専用のカードローンより商品スペックが劣っているクレジットカードのキャッシング枠に、わざわざ審査を申し込む必要はないと個人的には思うのですが。。
どうせ同じお金を借りるなら、キャッシング枠より金利が低く利便性も高いカードローンの方が明らかにメリットが大きいでしょうね。
キャッシング枠の変更で増額を狙うのはおすすめしません!
キャッシング枠の変更をしたいと思う方も多いでしょう。
変更には減額と増額がありますが、ほとんどの方は「増額」をしたいと思っているハズです。
しかし、安易に増額することは先ほどから書いているようにおすすめはできません。
キャッシング枠の増額をする際にも、改めて審査が必要になるわけですから、わざわざ大手のカードローンより金利の高いキャッシング枠を変更する意味なんて全くありません。
やはりキャッシング枠より貸し付け条件が優れている大手のカードローン、特に総量規制の対象外である銀行カードローンの方が、同じキャッシングをするなら遥かに有利な条件で借入することが可能です。
総量規制は年収の3分の1以上のお金を借りることができないという法律ですが、気づかないうちに結構引っ掛かってしまっている場合があるので、キャッシングをするなら総量規制には常に注意してください。
個人的には、総量規制内のキャッシングなら、当日融資も可能な大手消費者金融、もし総量規制をオーバーするような借入を希望の場合は、対象外である銀行カードローンで借入するのがいいと思っています。
いずれにせよ、キャッシング枠を変更して更なる融資の増額を狙うという行為はやめた方がいいです。
借りるならやっぱりキャッシング専用のカードローンで借りるのが一番お得です。。